革/命は、小規模事業者の販路開拓を支援するために、
草加商工会議所が運営しています。
草加の皮革産業の歴史は製造工程で使用する大量の水を求め、、昭和10年に 草加に皮革工場が開設されたことに始まります。以来、地下水が豊富な草加に、 東京の三河島方面から続々と工場の移転・集積が進みました。
第二次大戦時は、統制品の指定を受け、操業は著しく下降しました。昭和25年の統制解除後は、
原皮の輸入の増加に伴って活況を取り戻し、羊皮をはじめとする染色工場も増加しました。
現在の草加は、素材から最終製品まで幅広く生産する、全国有数の産地となっています。
低価格の海外製品の台頭に加え、昨今のコロナ禍の影響で厳しさを増す皮革産業。
そんな中でも逆境に負けることなく、従来の下請けとしての職人像から脱却し、
自らオリジナルアイテムを生み出して消費者に直接発信していく。
少し大袈裟だけど、旧来の革業界に「革命」を起こし、「革に命をかける」気持ちで、
新しい職人像を目指して日々挑戦を続ける職人たちを、革/命は支援いたします。
